• テキストサイズ

2人の監督生

第4章 ポッキーゲーム


「………」

警戒して食べるのをやめた私と、機嫌よくポッキーを食べ進めるフロイド。このままじゃキス、というか食べられるという恐怖が強くなる。おもわずそのままポキ、と折ってしまった。

「は、はい終わりです。私の負け、」

降参、と笑う。その時、襟首をそのまま捕まれキスをされる。せっかく折ったのに、と抗議しようとするがぬる、という感覚に驚いて力が抜けてしまう。歯の一本一本を丁寧に舐めあげるようなねちっこいキスに頭がクラクラしてくる。

「あはっ、小エビちゃん、チョコの味して美味しいね~」

「……、フロイド先輩…」

「ねぇ、もう一回やろ。今度は絶対離さないでね。」

今度こそ食われる…
/ 138ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp