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【鬼滅の刃】継ぐ子の役割

第6章 思惑


「那田蜘蛛山の討伐に参加した隊士は、よほどのことが無い限り、暫く仕事を振られないでしょう。束の間ですが、普通の生活を楽しんでみては?」

 胡蝶は、笑顔を取り戻した。

「そうそう! 柱は欲しいだけのお給料をいただけるのですが、最近冨岡さんの要求が増えたそうなのです。試しに欲しい物を伝えてみてはどうでしょう?」

「⋯⋯検討します」

 宇那手は丁寧に一礼して、診察室を出た。
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