第7章 見えない影で……
○○○
私は授業が終わり寮に帰ることにした。
『そうだ!ヴェネットの為にご飯作っとこ〜!』
私は寮を帰る前に食材の買い出しに行った。
必要な食材を買ってきた私は寮に帰ってきた、ヴェネットは帰ってなかった。
『あれ〜?ヴェネットまだ帰ってないんだ…部活かな?』
私はそんな軽い気持ちでいた。
『ま、そのうち帰ってくるか!その間にご飯作ろ』
○○○
ご飯を作り終えた私は、机に並べた。
並べ終えて、お風呂も沸かした後に椅子に座った。
(ヴェネットそろそろ帰ってくるかな?)
時計は19時半を指していた。
ガチャ
扉の開く音がした。
ヴェネットが帰ってきたみたい。
「ただいま〜」
私は扉の奥から顔を出した。
「えっ!?姉さん!?」
『アハハ…お、おひさ〜』
私はヴェネットと会うのは2日ぶりだった。
ヴェネットは私の姿を見るや否や、一目散にこちらに走ってきた。