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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第4章 氷のような瞳に熱を


「っ…な…んで…私なんか…」


上を向かされたままポツリポツリと兵長を見ながら言う。


「面白くも…ないし…冷たいし素っ気ないし…っ…どうして…」


今までだって皆私のそういうとこで避けるようになって…
ここまで接してくる人なんて居なかった。


何が気に入ったの?

何でそんなに嬉しそうなの?


意味わからなくて…いっその事突き放してくれた方が楽なのに…
慣れてるし、普段通りの私に戻れるのに…


_______ 何で??



「…確かにてめぇは素っ気ねぇし冷たいとこがあるがそれは表向きだろ。てめぇの奥は違う。本当はクソが付くくれぇ寂しがり屋だ。」

「っ…!デタラメ…言わないでっ…!」

「デタラメなんかじゃねぇよ。これでも一応部下一人一人見てるつもりだ。てめぇは変に強がっているだけに過ぎねぇ。」

「っ…!」


だから嫌だ…兵長の目は私の奥底を覗いて暴いて掻き乱す。


「…だとして…貴方は何をしたいんです?それがわかったとこで…何が…」

「甘やかしてぇって思ってる。」
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