第3章 ヒミツの時間 ＊【現パロ･兄妹】

小さく体を震わせながら唇を離しお兄ちゃんの肩に頭を乗せて息を整えていると優しく頭を撫でてきた。


「…大丈夫か？」

「はぁ…ん…だいじょ…ぶ…」

「ならよかった。」

「ん…でも…お兄ちゃんが…」


さっきからお腹辺りに当たっているお兄ちゃんのモノ…。


ズボンの上からはち切れないばかりに膨れ上がっていて
ドキドキと心臓が暴れ出す。


「あぁ、俺の事はいい。」

「え…そんな…お兄ちゃんも気持ちよくなって欲しい…」


いつも私ばかり気持ちよくして貰って…そんなの違う…。


でもお兄ちゃんは優しく口元を緩めながら頭を撫でてくる。


「充分気持ちいいから気にするな。お前が気持ち良くなってるならいい。」

「っ…！でもっ…私っ…」

「何だ？」


膨れ上がっているお兄ちゃんのモノに手を添えると
お兄ちゃんの肩がピクっと跳ね上がり眉根を寄せる。


「っ…！おいっ…」

「お兄ちゃんのコレ…ほしい…」


そう言うとお兄ちゃんは目を見開き、スっと私から視線を外す。


「駄目だ。挿れる事はしねぇ。」

「…！？何で…！？」

「…お前がしっかり気持ちを固めるまでは入れたりはしねぇ。」

「！…ちゃんと私っ…分かってっ…」


言葉を続けて発しようとした時、その先を言わせないように唇を塞がれてしまった。


「んっ…！ふぅ…ぁ…」


深く唇を重ねられ舌を絡めて…
息も出来ないくらいの口付けに頭がボーッとしてきて涙目になってくる。


その時、再び達したばかりのソコに指が触れ中へと侵入してきて目を見開く。


「んっ…！んっ…！！んふ…ぅ…」


お兄ちゃんの指使いに段々体が熱くなってきて他に何も考えられなくなる。


ズルい…どうして…お兄ちゃんっ…