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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第6章 メリクリ&10,000PV御礼 藤に詩へば$


「これは良い兆しです。すぐにまた改良を施して参ります」

薬師は逃げ帰るように姿を消した。
私は白くなった髪をお兄様に見せたくなくて、結い上げた髪に手拭いを巻いた。

「白藤、手拭いなんて被ってどうしたんだい?」

「お兄様、寝ていて下さい…」

「大丈夫だよ。白藤、顔をよく見せておくれ」

ハラリと舞山によって手拭いを取り払われ、白くなった髪を見られた白藤は俯いた。

「私への心労でお前の髪が白くなったのかな…」

「そんなことはございません!私は…」

薬の実験台になったことは言えない。
お兄様に心配をかけてしまう。

「いつも、すまない」

「いいえ。いいえ…そんなお言葉、私には勿体無うございます」

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