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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第6章 メリクリ&10,000PV御礼 藤に詩へば$


「まあ、お兄様。歩いて来られたのですか?牛車は?お顔の色が…」

「今日は気分が良かったから、朝廷脇の藤棚へ行ってきたんだ。お前に似合うと思って…」

「藤の花…私には勿体無いです」

「そんなことはない。お前は肌も白いから藤の花がよく映える」

「ありがとうございます」

それまでは些細なことが幸せだった。
本当に、幸せだった。

$$$

「ああ、薬師様。お待ちしておりました!」

「白藤様。どうしたのですか?そんなに取り乱して…」

「舞山様が…血を吐かれて…」

「!、失礼しますよ」

「どうか、どうかお助け下さい…」

「必ず、お役に立ちます」

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