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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第32章 第32話 違和感@


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万屋街。

歌仙「こういうのはどうだい?」

千歳「うーん、値段的にはこっちかなぁ」

歌仙「それならこっちの色は」

千歳「あ」

山姥切、国広。
残念ながら会いたかった山姥切国広ではなく、主と談笑しているようだが。

ああ、あんな頃が確かにあった。

ぐいっ。

手を引かれ、ようやく意識が逸れていたことに気付く。

千歳「ちょーぎ?」

ちょーぎ「何よそ見してるの?そんなに、向こうの山姥切国広が気になるの?」

千歳「何、で?」

ちょーぎ「分かるよ。君のことなら何でも、ね?」

千歳「………」

ちょーぎ「誰かさんの入れ知恵だよね。歌仙?」

千歳「違う。彼は関係ない!」

ちょーぎ「どうして断言できるの?」

千歳「え」

ちょーぎ「普通はシラをきるよね?ねえ、君は何に気付いたの?」

ドンッ。

歌仙「逃げるんだ、早く!」

千歳「歌仙!」

歌仙「僕に構うな!」

逃げなければ。
逃げ…何処に?

ガシッ。

千歳「一期一振?」

一期「さあ、主殿。行きましょうか」

千歳「待って、やだ」

連れ帰される!

でも、一期一振の足は本丸とは逆方向で。

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