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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第32章 第32話 違和感@


ああ、ああ、彼だ。
脳裏に甦る彼の面影がようやく色を帯びた。
さめざめと泣く私の肩を歌仙が抱いてくれる。

歌仙「その反応を見る限り、君の初期刀は山姥切国広だね」

どうして、忘れていたのだろう。
彼を思い浮かべれば、こんなにも胸が張り裂けそうな程に痛むのに。

歌仙「どうして、彼は居ないんだろう?」

突き詰めていけば何故と首を捻ることばかりだ。

千歳「後で一期一振にでも聞いてみることにする」

歌仙「でも、気をつけてね」

千歳「何が?」

歌仙「もし、もしだけど、君の記憶障害を三振りが知っている共通の秘密だとしたら君は…」

君は何らかの理由で彼等に囚われているということになる。

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