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刀剣乱舞 ミラーツインズ R18

第26章 第26話 澱(おり)@


彼女は泣いていた。
それはそうだ。
彼女は初めてだったのだから。

俺の写しが好きだとは言っていたが、その想いは胸に秘め、審神者としての職務を全うしようと心がけていた彼女。

その想いを俺はこの手で散らした。

俺の腕の中で淫らに喘ぐ彼女は美しかった。
それはもう、極上に。

彼女の気持ちも考えず、俺はことあるごとに彼女を抱いた。
いや、抱き潰した。

彼女の瞳はもう何も写してはいなかった。

遠征から帰還した山姥切国広を見るまでは。

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