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【鬼滅の刃】まぐわい

第6章 義勇×しのぶ ②


5

しのぶ「私も、冨岡さんと同じように
冨岡さんが好きなのかはよくわかりません
でも伊之助くんの後、冨岡さんのことをよく考えるんです」

義勇「何だそれは」

義勇はやや怒っている

しのぶ「なぜだかわからないんです…
冨岡さんが他の女性としないのはなぜです?」

義勇「………興味がない」

しのぶ「では、私のことは考えましたか?」

義勇「………ああ……」

しのぶ「では冨岡さん、もう一度、
お酒の入っていない状態で、試してみませんか…」

しのぶが小さな声で提案する
思いがけない提案に義勇の心臓がドッ‼︎と高鳴った

義勇「こ、胡蝶…それは…」

しのぶは少し顔を赤くして、義勇を見つめた
しばらく待ったが、なかなか義勇が次の言葉を発さないので、
いたたまれなくなり、しのぶは遂に立ち上がった

しのぶ「冗談です!美味しいお蕎麦でしたね
帰りましょう!」

恥ずかしくて消えてしまいたいと思いながら
足早に店を出て帰ろうとすると

義勇「胡蝶‼︎」

義勇が珍しく叫んだ

びっくりしてしのぶが振り返ると
耳を真っ赤にした義勇が少し距離を置いて立っている

義勇「お、俺の屋敷でいいか…」

何だかその言葉にしのぶは照れてしまい、何も言えず
ただ、にこりと笑った


義勇の屋敷につくやいなや、
義勇は玄関の扉にしのぶを押し付け、口づけした
噛み付くような激しい口づけにしのぶは驚く

しのぶ「ぁ…っんん、むっ…!とみおかさ…んっ…」
義勇「なぜ嘴平と……っ‼︎」

義勇は嫉妬していた
自分以外の男にしのぶの体を見られたのが許せなかった
義勇はまだこの感情が嫉妬だと自覚していないが、
腹の底の方から湧き上がる黒く熱い感情が、義勇を突き動かしていた

しのぶを片腕で支えるように抱きながら、
自分の舌をしのぶの口内にねじ込み、
しのぶの隊服のボタンを外していく

しのぶ「……っぷぁっ!」

義勇はしのぶの口から顔を離すと、
しのぶの首に噛みついた

しのぶ「ゃああっ!」

義勇は驚くしのぶなどお構いなしに、しのぶの小さな体を愛撫していく
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