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【鬼滅の刃】まぐわい

第14章 不死川×禰豆子(鬼)


1

突然禰豆子が大人の女性の姿から戻らなくなった
角は出ておらず、体型が大人で紋様が出ている
喋ることはできないが、とても落ち着いた様子で
時折子供のような仕草も見せる

しのぶ「どういうことでしょうね…」

しのぶは禰豆子を預かり、血を調べているが
頻繁に成分が変化しているので
中々研究は進まなかった

しのぶ「禰豆子ちゃん、ありがとう
戻っていいですよ」

隠「胡蝶様!」

しのぶ「はい、今行きます」

しのぶは禰豆子を置いて部屋を出た
禰豆子は空を見つめてじっとしている
少しすると、ふぅふぅと息が荒くなり
禰豆子は気を失った

夜になり、しのぶに用があった不死川が蝶屋敷に来た

不死川「胡蝶はいるかァ‼︎」

バァン!としのぶの診察室を開けると
禰豆子が倒れていた
異変を察知し、咄嗟に刀を構える不死川

不死川「竈門妹…?」

鎹鴉「カァァァァ!鬼舞辻目撃情報アリィィィ‼︎
柱ハ現地ヘ迎エェェェ!不死川ハ鬼ノ禰豆子ヲ保護セヨォォォ!」

不死川「⁉︎…本物かァ…?」

不死川は禰豆子の肩に鞘をかけ、仰向けにさせた
以前とは違う大人の女性のような姿になっている
禰豆子を見て、緊張が走る

不死川「なんだァ?鬼化が進んでんのかァ?」

禰豆子は不死川を襲う気も無いようで
ただひたすら息を上げて苦しそうだ
顔も紅潮し、少し汗をかいている

不死川「どういうこったァ…?
おい、起きれるかァ」

禰豆子は動かない
不死川は少しずつ近寄ると
禰豆子の腕を掴んだ

不死川「あつっ…」

禰豆子の体が燃えるように熱い

不死川「どうなってやがる…」

不死川は注意深く様子を伺いながら
とりあえず禰豆子を寝台に寝かせようと抱えると、
禰豆子の体がびくりと跳ねた

不死川「あァ?どうし…」

禰豆子を見ると、太ももに何か伝っている

不死川「お前…漏らしてんのかァ?」

不死川は禰豆子を寝かせると

不死川「なんなんだよ、ったく…
ガキのお守りする為にここにいる訳じゃねぇぞォ」

と伝っているものを拭くと
それは糸を引いた
不死川はまさかと思ったが
そんな訳ないと思い直した
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