第13章 煉獄×紫苑(創作キャラ)②
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煉獄は紫苑を抱いて以来、
早くまたしたくて堪らなかった
しかし中々2人とも忙しく、時間がなかったため
今日の修行も久々だった
夕方、1日の修行を終え、紫苑が帰り支度をしていると
煉獄「五十嵐、今夜は任務か」
そんなこと聞かれたことがなかったので
紫苑はキョトンとしたが
紫苑「いいえ。今日はこのまま帰ります」
煉獄「そうか!気をつけてな」
煉獄はニコリと笑った
紫苑は不思議に思いながら、煉獄家を後にした
夜
食事を済ませて風呂に入ろうかと思った頃
着流し姿の煉獄が訪ねてきた
紫苑「師範!こんな時間に
いかがされましたか?」
紫苑は何事かと焦って出迎える
煉獄「紫苑に手合わせを願おうかと思ってな!」
紫苑の頭上に???が浮かんでいるが
『こんな時間に?』『なんで?』と
考えを暫く巡らせるが
ハッとして
紫苑「では、刀を…」
と部屋に入ろうとするので煉獄は笑った
紫苑は煉獄に振り返り
紫苑「な、何かおかしいですか…?」
煉獄は戸惑う紫苑の腕を引っ張り、
抱き寄せると口づけをした
紫苑は驚いて動けなかった
煉獄「この時間に、男女がすることと言えば一つだろう」
紫苑「さ…、酒盛りですか…?」
紫苑は顔を真っ赤にしながらすっとぼけた
煉獄は笑いながら紫苑を抱き上げると、
煉獄「失礼するぞ」
と言って部屋に上がった
煉獄「お前が俺の欲を受け止めてくれるのではなかったのか」
寝所に入り、紫苑を下ろすと
煉獄「酒盛りもいいがな。それはまた今度だ」
煉獄はそう言いながら紫苑の隊服を脱がそうとする
紫苑「あ!あのっ…師範っ!
自分、風呂がまだで…///」
煉獄「…なるほど、風呂の後ならいいと言うことだな」
紫苑「えっ⁉︎あ、えーと…///」
紫苑は困った様子だった
煉獄「紫苑、嫌ならいいぞ」
煉獄は優しく微笑むと、紫苑の頭をポンポンと撫で
立ち上がろうとした
紫苑「煉獄様!」
紫苑は慌てて煉獄の名を呼び、その手を掴む
紫苑「い、嫌と言うわけでは…」
紫苑の顔は真っ赤だ
煉獄はその顔をじっと見つめる
紫苑「あ…の…、…し、してくださいますか…」
紫苑の声は尻すぼみしていった
煉獄「…今日は手加減せんぞ」
紫苑「‼︎…はい…///」
煉獄は微笑んだ