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【鬼滅の刃】まぐわい

第10章 伊黒×甘露寺


1

宇髄「あー良い湯だったぜー」

風呂から戻って来ると伊黒は部屋で酒を飲んでいた

宇髄「お!良いねぇ
俺にもちょっとくれよ」

義勇「お前散々飲んだだろ…」

義勇は既に酔っ払いだ

伊黒「やめろ。俺の酒を取るな」

煉獄「飯の準備ができたそうだぞ!」

少し遅れてきた煉獄が男達に伝える
夕食が用意してある部屋には既に女性陣が座っていた
継子は隊服、しのぶと蜜璃は浴衣だった

壱岐「天元様」

宇髄に微笑みかける壱岐

紫苑「師範!お疲れ様です!」

立ち上がり煉獄に挨拶する紫苑

宇髄「おお!良い湯だったなぁ!」
壱岐「本当に」
煉獄「紫苑、ゆっくりできたか!」
紫苑「はい!」
蜜璃「あれ?伊黒さんは入ってないんですか?」
伊黒「あぁ、風呂は1人がいい」
しのぶ「冨岡さん、もう酔ってません?」
義勇「………」

皆酒と食事を楽しんでいたが
暫く経つと、継子達が警備に出るため立ち上がった

壱岐「天元様、そろそろ出ます」
宇髄「おう、頼んだぞ。気をつけてな」
紫苑「師範、自分もそろそろ」
煉獄「うむ!頼んだぞ!」
カナヲ「行って参ります」
しのぶ「頼みましたよ、カナヲ」

継子が任務に出てからも暫く柱達だけで飲んでいた
伊黒が厠へと部屋を出た隙に、宇髄は伊黒の酒に媚薬を混ぜた
煉獄と義勇はそれが何か分かっていたが
しのぶは何か分かっておらず
蜜璃は気づいていない

伊黒が戻り、しばらくは変わらず酒を楽しんでいたが
少し経つと息が荒くなってきた

伊黒「………?」

伊黒は何かおかしいという表情だ

宇髄「伊黒、大丈夫か」
伊黒「……部屋に戻る」

伊黒は立ちあがるが、ふらついているので

宇髄「手貸せ」

と宇髄が部屋に連れていった

伊黒「なんだ…これは…
お前、何かしたか…」

伊黒は宇髄を睨む
鼓動が激しくなり、股間に熱が集まる
女性にぶち込みたくて仕方ない
伊黒はこんな感覚初めてだった
部屋に入り伊黒を寝かせると
宇髄が口を開いた

宇髄「甘露寺は待ってる」

伊黒は驚き、宇髄に顔を向けた

伊黒「……な」

なんのことだと言おうとしたが
言う前に宇髄は出て行ってしまった

伊黒「駄目なんだ…俺では……」

伊黒の顔には悔しさと悲しさが滲んでいた
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