• テキストサイズ

あなただけを…

第16章 ➖夢が現実に➖



また平和な日常へと戻り
学園生活とラウンジでの仕事に追われる


夢の話を……


昼食後…特にする事もなく散歩をしていた…

「あっ!…やっと見つけましたよ!
 サラさん!
 貴方って人は…式典をサボって……
 て、そうじゃないんですよ!
 大事な…話があります…」

=校長室=

「サラ…貴方が言っていた事が実際に
 起こりました。我が校の生徒が……
 オーバブロットしました………」

クロウリーからの話しによると
彼の目の前でハーツラビュル寮の
寮長がオーバブロットしたとの事…

オーバブロット化したまま
魔力を放出し続けると“自身の命も危ない“
魔力が尽きる前に正気に戻す…
最悪なのは永遠に飲み込まれてしまう事だから

彼がオーバブロットしたら
私は戦えるだろうか?

『もう失いたくない…やるしかない』

小さく呟き
決意を固める


『クロウリー…リドル寮長の体調は?』

「数日は安静に過ごしています
 今はもう元気なはずですよ?」

『そう…わかった…ありがとう…
 その場に監督生ちゃんは居た?』

「えぇ…居ましたよ?それがどうし……
 あぁ!夢の話ですね」

『うん…多分あの子キーパーソンよ…ね
 …あの子を元の世界に戻しちゃダメ…』

何の確証も無いが
そう強く感じた…

暫く監督生達と行動を共にし
動向を身守る旨をクロウリーへと伝える

「あぁ…でしたら明日の放課後ですが
 彼らに先程の件のことを詳しく話す為
 私のところへ来る様言ってあります…
 貴方も同席しますか?」

クロウリーの案を呑む事にした

校長室を後にし
1日の終わりを迎える…


(明日は彼等と…退屈せずには済みそうね)


自室へと戻り
明日に備えるのだった
/ 244ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp