第30章 ➖お仕置き➖
「伝統ある試合を汚す行為
“厳格“をモットーとする
ハーツラビュル寮の寮長として
見逃すわけにはいかない」
「あのなぁ…お坊ちゃんがだ…
正義のヒーローごっこはよそで
やってくれないか?」
「わざわざ敵のまっただ中に
少人数で乗り込んでくるなんて
よっちゃってるッスねぇ〜」
「レオナさん、やっちまいますか?」
「フン、軽く遊んでやれ」
そう言われ
サバナクロー寮生達数名と
私達で戦闘が始まる
次々と魔法を打ち込んでくるのを
各々が防御し攻撃を受け流していき
反撃していく……