第1章 始まりのナイトメア《宮侑》
そこからはもう無我夢中やった。
本能のまま、貪るように穂花を求めた。
ナカを責め上げながら、胸の先端を口に含む。
じゅっと強めに吸い上げると、膣内の締め付けもきつくなる。
穂花は涙目でいやいやと首を振っているけど、カラダは正直や。
『ひゃぁぁあ、ッん…!』
そろそろ俺自身も余裕がなくなってきた。限界が近い。
腰を打ちつけるスピードを速める。
激しくなる揺さぶりに必死に耐えている穂花がたまらなく可愛くて。それだけで達してしまいそうになる。
『あっ、あちゅむ、ぅぅう……!』
「ッ、いいで穂花、一緒にイこうな。」
いっつも俺らのために一生懸命働いてくれるマネージャーが、コッチでも尽くしてくれるなんてな。
今、その献身的なちっこい身体を組み敷いて啼かせてる…………最っ高やなぁ。
歓喜で全身が震えた。
荒々しく腰をぶつけると、壁内が不規則に収縮し始めるのを感じた。
そろそろやな。
ラストスパートをかけるように自身を最奥へ押し込んだ。
『ひぃぁっ、やっ、ああ、ぁぁぁああっ……!』
「…ッ!」
既のところで自身を引き抜き、穂花の腹に白濁の欲をぶち撒けた。
呼吸を整えた後、見下ろすと穂花は肩を震わせていた。それが情事による呼吸の乱れなのか、それともこみ上げる嗚咽なのかはわからない。
涙やら涎やら汗やらですっかりぐちゃぐちゃになった穂花の顔。
そして、部活中の凛とした姿からは想像もできないほどトロトロに蕩けていた。
顔と身体は前から好みどんぴしゃやけど、穂花のナカも天下一品やった。
処女だから締め付けはもちろんええけど、襞の絡み付き具合が最っ高や。あったかくてトロトロしとる。今までの女とは全然ちゃう。いわゆる名器ってやつやろか。ほんまに存在するんやな。もう一生この中に居たいぐらいや。
別に恋愛的に好きって感情があったわけやないけど、こいつを見てると何かめちゃくちゃにしたくなんねや。
穂花を犯してるうちに、自分の中に眠っていた薄汚い欲望の存在を自覚した。
もうコイツは俺のもんや。これからもいっぱい楽しもうな、?
熱っぽい吐息を漏らしている、焦点の合っていない虚な瞳の穂花に優しく口付けをした。