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もしも◯◯の姉、妹が監督生だったら

第2章 清水 潔子の姉の場合




「紹介しますね!
こちら異世界からやって来た・シミズさん。
グリム君と一緒に生徒になって貰おうかと思ったのですがどうやら成人していてパティシエとして働いていたそうなので食堂で働きつつ先生方の雑よ……んんっ………助手をしていただこうかと思います」

「よろしくお願いします」


ナイトレイブンカレッジの学園長であるディア・クロウリーの紹介ではお辞儀をした。


「随分華奢な奴だな!
俺みたいな筋肉をつけろ!
筋肉を!!

筋肉はいいぞ〜」


体育系科目担当のアシュトン・バルガスが笑いながらの背をバシバシ叩く。
バルガスではないがこんな華奢な体のやつに雑用はできるのかと理科系科目担当のデイヴィス・クルーウェルと文系科目担当のモーゼス・トレインはの体を見ながら思った。


「Mr.サムのミステリーショップにも来ておくれよ!
お手伝いで来てもいいし、お客としてでも大歓迎さ!」


そう言って購買部の店長であるサムがと握手した。











「助手。
運んで欲しい教材があるのだが……」


ある日のことクルーウェルは食堂でケーキの盛り付けをしているに声をかけた。
は食堂のゴースト達の方を見た。


「あらかた終わっているからいいよ〜。
クルーウェル先生の方へ行っておいで〜」

「わかりました!
クルーウェル先生、引き継ぎをしますので少し待っててもらってもよろしいでしょうか?」

「かまわん」


はクルーウェルからの許可をもらうと近くにいたゴーストに引き継ぎを行い、エプロンを外すと自分専用のロッカーに直してクルーウェルの元へ来た。


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