第1章 イケナイ気持ち
しかし周りの人間にも絶対に聞こえてしまっているはずだ。
そんな羞恥心よりも兄に犯されている事の方が何よりも幸せで気持ちよかった。
「柚、凄いキツイな。電車で犯すの初めてじゃないのに、感じまくってる。やっぱ野外じゃないと興奮しない?」
兄は口元を緩めながら小刻みに腰を振り何度も突き上げてくる。
私はその快感に扉のガラスに手を付きながら小さく喘いでいた。
「そんな、こと…っ、んぁ、ぁ」
「可愛いよ柚。次が駅だから降りたらトイレ行こう」
少し息を荒らす兄の言葉を聞いて、内心ホッとした感情と更に欲情が増した。
こんな場所じゃ周りの目が気になって仕方ないけど、
トイレならもっと気持ちよくなれるからーー。
電車は停車駅のホームに滑りこめばゆっくりと減速し停車した。
一気に降りる人間達と共に、兄は私の手を繋ぎながらホームの階段を降りた。
胸の高鳴りが治まらない。
早く、欲しい。
兄に犯されたい。
私は顔を真っ赤にしたまま歩くと、多目的トイレへと向かっていく。
空のマークを確認すればそのまま二人で中に入り鍵をかけた。
「壁に手、ついて?」
兄は優しい眼差しのまま呟けば、
私は言われた通り壁に手を付き尻を突き出した。
スカートを捲り下着を降ろした兄は再び肉棒を取り出し勢いよく秘部に挿入する。