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戦国怪奇譚
第6章 初めてのお手伝い
頑張って呼ぼうと頭の中で
練習しているとふと
政宗が顔を近づけてきた
「!?何ですか?」
サッとかわすと左手を掴まれる
「呼ばねーなら
口付けすんぞ」
「はぁ!?無理無理無理無理!」
ぐいーっと政宗の顔を右手で押す
「分かった分かったから!
離して政宗!!」
「!」
必死になって呼ぶとぱっと手を離された
「残念…まぁすきあらば
奪うからな」
「新手の嫌がらせ?!
光秀さんじゃあるまいし!」
「俺がどうした」
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