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戦国怪奇譚

第4章 軍議


「遅い」
その頃信長は広間の上座で
しびれを切らしていた
「秀吉迎えに行け」
「はっ」
秀吉は来実の部屋に立ち止まると
「おい来実
 用意できたか?」
「!!秀吉さんですか?
 すみません着付けに手間取って」
がらっと襖を開けると
「…っ!」
「?秀吉さん?」
顔を覗き込むと目元が赤くなっていた
「ーああすまん
 こっちだついて来い」
(こうなったら佐助君が
 来るまでの辛抱だ)
小さく拳を握るのだった
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