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戦国怪奇譚
第3章 安土城
不安そうな顔をしていた来実に
にかっと笑って言う
「気にすんな来実
家康は誰にでもああだから」
(そうなんだ…)
「そろそろ中に入りましょう
来実様は私についてきて下さい」
「…分かりました」
(ここで逃げても結果は
目に見えてるしね…)
政宗に降ろされると
「あ…乗せてくださって
ありがとうございました」
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