• テキストサイズ

戦国怪奇譚

第24章 探索



「城下…?」
ぱっと顔を輝かせて幸を見る
「っおー」

「因みに俺も一緒だからね」
ひょいひょいと斬撃を躱しつつ
来実に話しかける

「でも私働かないと…」
「今日は買い物もするから
 気にするんな」
「おつかいってこと?」
「そういうこと」
飽きた謙信が刀を仕舞う

「気にせず楽しんでおいで」
「はい」
(そういえば安土にいたときも
 城下に行って秀吉さんと逸れて
 信玄様にナンパされたり
 佐助君と幸と謙信様探したり…
 帰りが遅くなって怒られたなぁ…)

ふと来実の顔が曇ったのを
謙信は見逃さなかった

「来実?」
 
/ 371ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp