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戦国怪奇譚
第23章 宴
「え!?
(しまった口が滑った)
むぐっ!?」
いつの間にか口に酒の入った
お猪口を当てられていた
(ていうかこれ謙信様のっ)
「飲め」
(あわわわ佐助君レッドカードって
これじゃ呼べない!!)
「〜〜っ」
こくんっ
「…美味しい」
口に手を当てて呟いた
結局飲んでしまった来実は
以外とイケる口だった
「ならばこれも食え」
と言って今度は梅干しを口に当てられた
(またこれ!?)
謙信様に目で訴えるも
拒否権はないらしい
もぐっ
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