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戦国怪奇譚

第19章 交渉


「ははは!
 矢張りお前は面白い!!」
「??」
「…いいだろう
 その賭けのった」
「!ありがとうございます」
というと早雲は身体を起こした
来実は素早く起き上がって
着物の襟を整えた


(良かった…上手くいって)
バクバクと五月蝿い心臓を抑えた


「おかげで士気が上がった
 お前が手に入るのなら
 どんな手を使っても
 天下を統一する」
「……。」
(…いいえそれは絶対にあり得ないです)

「お前も飲むか?」
といって酒の入ったお猪口を渡す
「いえ…私飲めませんので」
「ならば酌をしろ」
「はい」


そして日が昇るまで
酌をし続けた
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