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戦国怪奇譚

第17章 約束


「くすっ
 それじゃあ破れませんね」
「はい
 してやったりです」

「お疲れでしょうから
 今日はもう
 お休みください」
「じゃあお言葉に甘えて
 寝ますね」
「近くにいるので
 何かあったら声をかけて
 ください」
「分かりました
 おやすみなさい」
「…おやすみなさい」


(こんな些細な挨拶さえ
 心地よいと思えてくる)
小太郎は胸に手を当てて
微笑んだ
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