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戦国怪奇譚

第14章 影


その頃春日山城


「何!?天女が攫われた?」
信玄は三ツ者から情報を
聞き顔をしかめる
「はっ
 攫ったのは風魔小太郎
 北条家の忍で御座います」
「森蘭丸ではないのか?」
「森蘭丸は来実様を庇い
 毒で昏睡状態です」
「…そうか
 幸と佐助を呼んでくれ」
「はっ」
「……さっきから聞いていれば
 何故来実が攫われるのだ?
 あの娘はただの町娘だろう?」
「…幸が来てから言うよ」
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