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短編集 オムニバス

第1章 ヒプマイ「さんぴーこん」※BL 夢小説


「起きろ」
「ん……ん?……え、なん……で?」
「何でじゃねぇよ、寝ぼけてんのか」
「あ、碧棺さん、何でいるんですか……ここ俺ん家ですよ……」
「は?何言ってんだお前」

何故か碧棺さんが俺の家にいる。
居るはずのない人が目の前にいて混乱した。

「え、さ、簓さんは?」
「簓ぁ?アイツのことなんかどうでもいいわ。なぁ、相手しろや」
「へ?」
「俺の息子がよ寂しがってんだわ」
「ひ、むむ息子!?」

碧棺さんは俺の手を掴んで、固くなった“息子”に押し当てた。

「な?」
「は、離してくださいっ!男なら誰でもいいわけじゃないですから!」
「嬉しいこと言うてくれるやん」
「簓さん?」

どこからともなく現れた簓さんに助けを求めた。

「助けて簓さん!」
「楽しそうやな、俺も混ぜてえや」
「3Pも悪くねぇな」
「ええ!?いやいやいや悪い悪い悪い!」
「さっさとケツ出せや」
「無理です!勘弁してくださ……嘘でしょ、簓さん……」

簓さんはベルトをカチャリと外しズボンを下ろしていた。
マジ???無理、マジ無理!
あれ、声が出ない。
抵抗しないとヤられちゃう、んっーー!

「3Pはダメだろぉぉぉぉぉぉ!!!」
「びっくりしたー!急にどないしたん!」
「はは、簓よそ見してんじゃねぇよ。はい俺の勝ちー」
「あああああ!また負けた!もー今のはのせいや!」
「2人で何やってんですか……?」
「マ○オカート」

え、もしかして今までのは夢?

「ぐっすり寝てたから起こさんかったんやけど、もやる?マリカー。はいコントローラー」

渡されたコントローラーは3つ目に繋がれていた。

「3Pはヤダ……」
「どれも一緒やろ」
「一緒じゃない!」
「何でそんな怒ってねん。じゃあ、はい2C(ツーコン)」
「2P(ツーピー)だろ」
「いや2C(ツーコン)やろ」
「ピーでもコンでもどっちでもいいよ!」
「お前が言い出したんだろ」
「もういい!寝る!」
「えー左馬刻をボコボコしてやー」
「はぁ?俺に勝てると思ってんのか」

うるさいうるさい!そして恥ずい!
なんちゅう夢を!
目を閉じれば夢の中の碧棺さんが浮かんできた。

「あーもぉぉ!」
「うっせーな」
「3P(さんピー)貸して!ボコボコにしてやんよ!」
「上等だゴラァ!」


この後三人でめちゃくちゃマリカーした。
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