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サバイバーに裏切られたのでハンターになって復讐しようと思う。

第7章 何だこの薬!?


「それじゃあ夏葉、貴女の部屋はジャックと同じ部屋よ。何か問題があったら私に言ってね。ちゃんと薬は飲むこと。それじゃあね」
「はあい。ナイチンゲール、ワガママ聞いてくれてありがとー」
 ナイチンゲールは、それは荘園の主に言いなさい。と言って、手を振って去っていった。後ろ姿もかわいい。
「では、夏葉さん。私の部屋はこちらです。ついて来て下さい」
 ジャックが手を差し出してきたので、その手を握る。そして、ジャックは私の歩くペースに合わせて歩き出した。
「ハンターは、みんな誰かと同じ部屋なの?」
「いいえ、違いますよ。ただ、私が貴女と同じ部屋がいいと荘園のに言ったのです。だから、私と同じ部屋で何か問題があったら相談しろとナイチンゲールさんに言われたでしょう?」
「あーね?」
 その後は、お互いの好きな異性のタイプや趣味を話していた。好きな異性のタイプを聞いたとき、「夏葉さんのような人でしょうか」と言われ、ジャックは女たらしだと言うことが分かった。
「ああ、つきましたよ。ここが私の部屋です」
 そう言って招き入れられた部屋はとても広くて、綺麗だった。そしてなにより……。
「天井たっか」
「ふふふ、貴女の身長なら高く感じるでしょうね」 
「うん、すごい高い。あ、薬飲まないとだ」
 そう言って瓶に入った薬を飲み干した。味はない。例えるのなら、シンプルに水だ。
 部屋を見回していたらフカフカそうなベッドを見つけたので、近寄ってそっと触ってみる。弾力があるのにフカフカという、ベッドとして最高な感触だった。
「あぁ、そうだ。ベッドはこの部屋に一つしかないので、貴女がベッドで寝てくださいね。私はそこら辺で寝ますから」
 リッパーがそう言う。私は素直にリッパーに言った。
「私、リッパーと一緒に寝たい」
 私がそう言うと、リッパーが急に布団に押し倒してきた。
 うん、やっぱり寝心地最高だこのベッド。
 私がそんなことを考えていると、リッパーが私にキスをしてきた。深くてとても気持ちのいいキスだった。
「ん?……んぁ…りっぱぁ?どうしたの?」
「貴女が……悪いんですからね」
「?」
 正直、この時点で意味は理解していなかった。だって、こんな経験したことないもん!
「脱がしますよ」
 この一言でやっと意味を理解した私だった。
「ちょっと待って!?」
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