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天使の様な君とワルツを

第4章 グリムは知っている


『グリム…私ね?別に元の世界に帰れなくてもいいんだ』

優しい声で言うは優しい顔で笑っていた

グリム「?ユウは帰りたがってるんだゾ?」

『優は…ね。グリム秘密に出来る?』

グリムはコクンと頷く

『優と私は血が繋がってないの。本当の家族でもないんだよ』

グリム「ふな!?どういうことなんだゾ!?」

『…グリムだから教えてあげる。私の体の傷は本当の両親につけられて、捨てられて、その後優の家に引き取られた』

サラリと何でもないと言うように言うにグリムはキュッと心臓の辺りが痛くなった
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