第7章 髪を切りました
ラギー「いや、いやいやいや!そんな事より監督生君って女の子だったんスか!?」
『…はい』
ここは男子校だ
異世界から飛ばされた“女”の私が男子校に通っている
それだけで異常なのは分かっているが、どうしようもない
『そのうちバレると思ってましたが、まさかこんな兄弟喧嘩でバレるとは思ってませんでした』
微かに困った様に笑う
ユウ「ごめん、兄さん…。僕テンパってて」
『分かってるからいいよ。この事は内密にお願いします』
レオナ「…おい、兄弟喧嘩って何があったんだ」
レオナに聞かれ優は口を開く