第14章 別れと始まり
眼をあけたら、見慣れない天井だった。
目は覚めているのに、体が思うように動かない…
あー結局連続で神威をつかった影響か‥‥
あれ…?
神威?
あれ?
死んでない???
死んでない自分に驚いたが、体が動かない。
プカっと目の前に、光の玉が現れた。
「テン!あの、私どうなった?ここどこ?」
「あーもー落ち着け。ここは木の葉の病院だ。
お前は1週間寝てたってとこだな。
俺の力を与えてた影響と、初回の神威じゃないことで前よりは回復が早い」
「1週間??それじゃあもう期限きれてるよ…
もしかして起きるまで待っててくれたの?
あっちに一緒に逝くために…?」
「お前は全然わかってねーな。わかった、わかった。
一個ずつな、説明してやる。
まずお前は3回使った神威で死なずにすんだんだ。」
「へ?なんで…」
「さっきも言ったけど俺がお前に預けた力覚えてるか?
たまたまあれのおかげで3回目に耐えれたんだ。」
「!?」
「まー、自分でも俺の力ってすげーなって思うわ。
で、条件の期間をすぎてもお前は生きてる。
それはどういうことかわかるな?」
「それって…」