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《鬼滅の刃》たくさんの愛を(短編集)

第11章 蛇と蛙(伊黒小芭内)*




そして伊黒さんはあっという間に柱になった。
屋敷にはいさせてもらっているけど柱になってから会う時間が減った。
柱は昼夜問わず鬼が出現して被害があればいろんなところに行かされる。
激務に追われ私の稽古をする時間がなくなったのだ。

そして炎柱の煉獄さんの継子だった蜜璃さんが柱になった。
彼女は凄く可愛くて強い。
伊黒さんと蜜璃さんは任務も一緒になったり食事に行ったり仲がいい。
それに彼女と話してるときの伊黒さんの表情が凄く柔らかい。
本当に楽しそうなのだ。


…ー私には絶対見せない顔ー…


きっと伊黒さんは蜜璃さんのことが好きなんだろうー…
私は片思いで、まだ始まってもない恋を諦めることにした。
好きな人が幸せになることが一番の幸せ。
私は伊黒さんに対する全ての気持ちに蓋をし胸の奥にしまった。

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