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「好き」じゃたりない、「愛してる」

第1章 Red:1


桃「ねぇ、架澄は部活とか入ってなかったよね?」

「どうしたの急に」

桃「じゃあさっ、やらない!?バスケ部一軍マネージャー!」

「……え?」

桃「今、私バスケ部の一軍のマネージャーやってるでしょ?」

「そうだね」

桃「ちょーっと人手が足りないんだよねぇ」

「……」

私より背が高いくせに、屈んで上目遣いしてくるさつき。

可愛いのが地味にむかつくなぁ

「……いいよ」

桃「やったぁ!大好き!!」

ガバッと結構強めに抱きついて来られ、少し息ができなくなる。

「ちょっ!さっ、んんん〜!!」

桃「え?あ、ごめんねっ」

「はぁ……」

桃「よしっ!んじゃ体育館行こう!」

「わかったわかった」

ルンルン気分のさつきに引きずられるように体育館に連れて行かれた。



桃「ちょっとそこにいてね」

「うん」

私を体育館の前で待たせ、さつきは体育館の中に入って行った。

そして、すぐに赤い髪の人と一緒に出てきた。

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