第2章 「交流と合流」
→食べるフリをする。
やはり、吐き気がする。
恐らく、この料理を食べたら…………死ぬ……………………。
普通の人間が食べる物じゃない。
フォークを取り、その『肉』を刺す。
グチュッ。
嫌な音だ。
明らかに………………生に近い状態だった。
手の震えが止まらない。
食べる勇気がない。
やはり、食べるフリをすればいいか………。
『肉』を持ち上げる。
それを、口に持ってきて、口を開ける。
が………フォークから『肉』が滑り落ちる。
その『肉』は、床に落ちた。
そこは、完全にアウト。
骸骨と犬は、落ちた『肉』を見てから、俺を見る。
嫌な汗が頬を伝う。
そして……………。
「「オトシターーー!!コロス、コロス!!」」
2匹の犬は、急に叫び出して俺を襲う。
「ぐっ…………あ…………が………。」
俺は、うめぎ声を上げ意識を失った。
→BAD END