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あの人を支えたい、ただそれだけ…

第4章 好き…なのかな?



江口side

恥ずかしがりながらもピースをしている彼女の写真に目を奪われてすぐに気づかなかったけど、この景色を僕は知ってる。



だって俺ん家の前だもん!!!!



すぐにインターフォンが鳴ったから鍵を開けた。



斉「びっくりしました〜?笑」
江「そりゃするよ」
『突然すみません…。』
江「いいよいいよ〜!」(ナデナデ)
西「何かきぃちゃんには甘くないですか〜ぱいせん!」
江「そうか?」

僕のマネージャーを取るなーと言わんばかりに飛びついてきた。


男2人が邪魔だけど、とりあえず家の中に入ってもらった。


『体調はどうですか?』
江「すっかり良くなったよ!」
(じーーっ)

すごい見つめられてる……?

江「本当だから…笑」

ピトッ

きぃちゃんの手が僕の額に当てられている

そしてニコッと笑って

『本当に大丈夫で良かった…』

と安心した表情になった。



斉「きぃちゃん……彼女みたいな事するね?笑」
『え……?///』
西「壮馬!?」

斉「あれ?きぃちゃんも拓也さんも真っ赤ですよ?」

そりゃ赤くもなるだろ…彼女とか……言われたら。

西「一応聞きますけど、付き合っては無い…ですよね?」
江「当たり前だろ…!てか、2人の方がきぃちゃんと仲良いじゃん…。」

何言ってるんだろ…笑

子供の喧嘩みたい


西「あれ?きぃちゃんどしたー?」
『……っ』

え?泣いてる!?

斉「わー拓也さん泣かせたー(棒)」
西「ひどーい(棒)」

江「え??俺…何か言った…?」


宏太朗ときぃちゃんが別室に移動して、僕と壮馬の2人きりになった。


斉「拓也さん…。」
江「はい……。」

すごい軽蔑するような目で見てくるんだけどこの子!

斉「まだ気づきません?」
江「はい、気づかないです。」
斉「一応聞きますけど、拓也さんはきぃちゃんの事好きなんですよね?」
江「らしい…です。」
斉「らしいってどういう事ですか?笑」
江「何かモヤモヤするな〜って思ってこの前良平さんに相談したんだけど…好きなんじゃない?って言われて、そうなのかな〜って」

えっまた軽蔑するような目で見てくるんだけど…!

斉「はぁ……。」
江「えっ!?何でため息つくの!?」
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