第6章 桜*銀魂(桂)*甘(?)裏×
それから二人が何を話したのかは寝ている私にはわからなかった。
そして、私が起きた時には桂さんはもういなくて・・・
貴女「あれ?桂さんは?」
銀「今何時だと思ってんだ?」
外を見るともう真っ暗でした。
銀「今日は泊まっていけ。」
貴女「神楽ちゃんたちは?」
銀「お妙の家に泊まってるよ。」
貴女「・・・そう。」
銀「頭、痛いんだろ?もう寝ろ。」
貴女「大丈夫、しかも今起きたばっかり。」
銀「妖怪は強くできてんな。」
貴女「ふっ、そうでしょ?ねぇ、銀さん」
銀「ん?」
貴女「桂さんは私のこと、嫌いなのかな?」
銀「さぁな。」
貴女「だから、変なあだ名つけて名前読んでくれないんだね。」
銀「変か?俺も桜ってのはぴったりだと思うよ。」
貴女「なんで?そんなありきたりな花の名。」
銀「ガキの頃にな、先生に教えてもらったんだよ。桜の花言葉。」
貴女「花言葉?」
銀「あぁ、今度自分で調べてみな。」
貴女「教えてくれないの?」
銀「あぁ、自分で知れ。で、あいつの気持ちがわかったんなら、ちゃんと告って来い。」
貴女「うん、わかった。」
銀「ん、じゃあ、俺は寝る。おまえももう一回寝ろ。」
貴女「はーい。襲わないでね?」
銀「誰が襲うか!」
貴女「ふふふ、おやすみなさい。」
銀「おやすみ。
いい夢見ろよー。 桜 」
――――――――――――――――桜―――――――――――――――
=END=