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鏡の中から

第18章 永久不滅




僕達は愛の証なのだから……


胸を張って生きて逝こう


悠久の彼方にいる貴方達に

見せる僕達の姿です




神楽凰星が17になった日

凰星は飛鳥井の菩提寺に呼び出された

父 春海に連れられて向かった飛鳥井の菩提寺逝くと

「遠路はるばる起こしありがとうございます」

と緑川慎一が出迎えてくれた

春海は「宜しくお願いします」と深々と頭を下げた

本殿に通され、向かうは儀式の間

凰星は何が始まるのか……

ドキドキしていた

「父さん……今日は何なの?」

「行けば解るよ」

17歳になった凰星は、身長が180はある青年に成長していた

漆黒の髪に、何処か日本人離れした顔は混血に見えた

今 神楽の家業の頭にたっているのは凰星だった

祓い魔を生業とする神楽で一番強い力持ちとして一族を取り仕切っていた

慎一は二人を本殿へと案内した

本殿の中の一番奥の儀式の間に向かって行った





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