第2章 不自由な2人
調査から帰還した翌日。
リヴァイはエルヴィンから部屋で待つように言われ、机に向かって報告書をまとめていた。
不意に聞こえて来た軽快なノックの音。
直後に「私だ。」とエルヴィンの声がしたため、リヴァイは立ち上がって扉を開けた。
は?
扉を開けるとリヴァイは目を丸くし、口を開けたまま固まっていた。相変わらず憎たらしく微笑んでいるエルヴィンの顔。
彼が大切そうに抱きかかえているのは…女だった。
リヴァイは浮かんだたくさんの疑問を堪えてエルヴィンを見つめるが、エルヴィンの笑みが消えないため渋々2人を部屋に入れた。
リヴァイが溜息をつきベッドに座ると、エルヴィンは女をベッドの上にゆっくりと座らせていく。
リヴァイの不機嫌そうな表情に女は
……なぜか微笑む。
エルヴィンが椅子に座ったところで、リヴァイが一言。
「てめえ誰だ。」