• テキストサイズ

確かなコト【進撃の巨人】

第2章 不自由な2人




空気が重く、部屋の中は静まり返っていた。

だからその分、ノックの音が大きく響く。

リヴァイにとってもリアにとっても、沈黙を破るその音は救いだったため2人は勢いよく頭を上げる。

「団長!」
「おせぇ!!」

エルヴィンは目を丸くしていたが、嬉しそうに

「もう仲良くなったのか」
と笑っていた。












医者がリアを診察している間、エルヴィンとリヴァイはその様子を見ながら部屋の隅に並んで話しをしていた。

「毎朝こうなのか。」

外は太陽が覗き明るくなっている。

「いや、普段は他に頼んでいる。今日はリヴァイがいるからな。私が仲介にいないと話さないと思っていたんだが…彼女は君に話せたようだな。」

…。

「私はこれから仕事がある。リヴァイは午前はリアといてくれ。午後からは仕事に戻ってもらおう。」

「午前の分はどうすんだよ。俺もそんなに暇じゃない。」

「リヴァイ、君も今は足が不自由な身だ。リアと話しながらゆっくり休めばいいさ。仕事は……ハンジに頼んでおくよ。」

遠くでクシャミの音がした。
/ 94ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp