第7章 苦悩
菅原「田中ナイッサー!」
咲弥「龍ー!ナイッサー!」
武田「はぁ…なるほど…点を取ってサーブ権を獲得する度にローテーションが回っていって…今は影山くん、月島くん、縁下くんが前衛かぁ…」
菅原「はい…今は試合スタート時とちょうど逆の立ち位置になってますね」
武田「日向くんが前衛にいる時は彼の囮のおかげで全体の攻撃決定率が上がり、逆に月島くんが上がってくると……おぉーー!青城チームに負けず劣らずのなんとも威圧的なブロックだね!」
咲弥「はぁ…あの二人はまた…どれだけ気合わないの…」
月島「君はブロックも得意なんだっけ?でもあんまでしゃばんないでね」
影山「テメーこそ吹っ飛ばされんじゃねーぞ。ヒョロヒョロしやがって…」
縁下「ケンカすんなよ?な?」
田中「敵はネットの向こうだっつーの!!」
咲弥「蛍!飛雄!ケンカしてちゃダメでしょ!?」
田中「おい!くるぞ!!」
影山・月島「「っ!!」」
“バシーンッ!!”
影山「よしっ!!」
月島「ちょっとー今止めたの僕なんだけどー」
影山「あ゛ぁ!?オレの手にも当たった!」
澤村「お前らいい加減にしろーーーっ!!」
咲弥「力ー!蛍ー!飛雄ー!ナイスブロックー!(ニコッ)」
縁下・月島・影山「「////」」
縁下(ほ、誉められた…///)
月島(咲弥さんに誉められたから怒られていいや///)
影山(中学ん時から変わらない破壊力…)
烏野 24-22 青城