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もうひとつの記憶

第3章 わたし


わたしは、ダリちゃんの隣の部屋で
呼吸してた
他に何もやれなくて

ベッドの上で横になって、呼吸してた

わたし、どーしたいんだろーって、考えたわ
〇〇ちゃん、居なくなったんだね
それだけは解るの

みーちゃんがおかしくなった
全く、前とは別人みたいね

わたし、そっと手を天井に伸ばしたわ
うん…、手、届かない
何でかしら?
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