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鬼の居ぬ間になんとやら【鬼滅の刃】

第2章 最終選別


『師匠!突破しましたよ!眠いです。疲れましたー』

いろいろ話したいことはあるけれど、とにかく眠い。

「おかえり、よく帰ってきたね。、まずはゆっくり休みなさい」

師匠はわたしを抱きしめてくれた。
わたしは誰かに抱きしめてもらったことなんてないから、びっくりしたけれどすごく落ち着くし、あったかい。
幸せだ、、、


「、、起きなさい。丸一日は寝過ぎよー。」

師匠の声で起きた。
どうやらわたしは疲れ切って師匠の腕の中で眠ってしまったらしい。
布団に運んでくれて、さらに顔の汚れを手拭いで拭いておいてくれたみたいだ。

『身体が痛い。』

全身の筋肉が酷使しすぎだと悲鳴をあげる。

「暖かいお湯はってあるから、まず身体を暖めていらっしゃいな」

『ありがとうございます』

師匠に言われるがまま、身体を清め、暖まった。
幾分か身体の痛みもましになった。

「、こちらへ話があります。」

『はい。師匠』

「、あなたは自分の力だけでは鬼の頸を切れませんね?それについて。わたしから鬼殺隊の頭首である御館様に文を送らせてもらったわ。そしたら、まずは会って話をしてみたいとのことなので、今すぐ御館様のもとへむかってください。」

『わかりました。しかし、場所は?』

「大丈夫です、そこにいる鴉が案内してくれますよ」
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