どんな世界でも女神は笑う。【D.Gray-man】※停滞中
第7章 図書館の君 【夢主side】
食堂に着くとラビがジェリーさんにマカロンを頼んでくれる。
まだかなぁ、まだかなぁ、ってカウンターの中を覗く。
やっと出てきたマカロンをラビがもって席につく。
後ろをついて行って向かいの席に座る。
「で、今日はなに読んでたんさ?」
いつものように聞いてくる。
だからいつものように話してあげた。
本の内容を話すのはすごい楽しくて、ぼくが話すことにラビも楽しそうに頷いてくれる。
こうやって話してると、やっぱり本っていいなって思って、益々本が好きになる。
この時間を失いたくない。
ずっとこうして居たい。
そう思うのはなぜだろうか。