第3章 存在
『ごめんなさい…。』
消えてしまいそうな小さな声に、ハンジとリヴァイはマリーを見る。
「おはよう、マリー。
どうして君が謝るんだい?」
ハンジが優しくマリーの手を握る。
『お2人に心配をかけました…。全て私の努力が足りないせいなんです。私未だに周りに馴染めてなくて…。今回だって私が自分で足を滑らして「お前は悪くない。」
マリーの言葉をリヴァイが遮る。
『で…でも私…。』
マリーが体を起こすと、
ハンジがマリーを抱きしめた。
「大丈夫だよ。私達には気を使わないで。仲間じゃないか。」
涙を流すマリー。
リヴァイはそれを見て、席を立った。