第11章 メイド服を脱がせて レオナ・キングスカラー
レオナ様はしてやったりの顔でいたずらっ子みたいに笑う。
私は顔を真っ赤にしてレオナ様を軽く睨みつけると、大人しくメイド服を脱いだ。
脱ぎ終わったあとにあるものがないことに気付く。
「スポンジ持ってくるの忘れました…」
いつもならお風呂の準備をする時に持ってくるのだが、今日は突然の入浴とのことで身体を洗う用のスポンジを持ってくるのを忘れていた。
「身体で洗ったらいいじゃねぇか」
「えっ?」
レオナ様は私の腰を引き寄せ、シャンプーボトルを掴み、私の胸に2、3プッシュする。
「ひゃ…」
冷たくてどろどろしたシャンプーが谷間を滑り落ち、へそに流れていく。
レオナ様は腕を谷間に通し、上下に動かすと白いふわふわの泡がたち始める。
「これで洗えるだろ?」
「いやでもこんな…恥ずかしいです…」