第3章 ゼウスの疑惑
「ああっ…!駄目ぇ、駄目ぇ!」
「イキそうなのか?いいぜ、イケよ」
「やぁ…!ポセと一緒がいい……。あはぁん!」
「………全く、とんだギルトワイフだな。どこまで俺のタガを外せば気が済むんだ?」
自分自身を○○の小さくも艶っぽく息づくもう1つの唇にあてがう。
「泣きを入れても止められないぜ?」
○○はうなずき、
「めちゃくちゃにして…!」
頭の中で何かがプツッと切れた。
己の昂りを○○の中に侵入させると、○○の体がビクンと跳ねる。
「あはぁああっ!す、ごいぃ!私の中、ポセで…いっぱい…!」
「くっ、う!しま、る!!動く度に、吸い付く…!ぁっ!こ、腰が…、とろけそうだ!」
腰の動きに合わせるかのように○○も腰を揺らす。思わず声をあげた。
「ああっ!……くぅっ!すごく、いいっ!腰のビートが止まらない!!」
「はぁぁぁん!!奥まで、奥まで届くのぉ!中の入り口、叩いてるぅぅぅぅ!!もう駄目、もう駄目ぇぇぇぇ!!いっ…くぅぅぅ!!」
「かっ!はああっ!俺もっ、俺もイク!!出すぞ!ああっ!!」
「あっ……はぁぁぁああっ!!」
互いに昂りを解き放つ。
「はぁあ…」
「ふぅ…。よかったぜ」
「ん…。私も…」
「ベビーが出来たら、産んでくれ」
「ん……」
○○はそのまま眠りに落ちていた。優しく微笑み、額に口づける。
「おやすみ、ハニー。マイリル○○、愛してる」
ポセイドンも○○を抱き締めるように眠りについた。
翌朝、2人は凄まじいほどの叫び声で目を覚ました。
『ごるぁクソポセイドン!!いつまで寝てやがる?!今日会議するって聞いてたろうが、ぁあ?!』
「んぇ?!ハデスか…。会議は満月の日だろ…?」
『今日が満月の日なんだよ、ヴォケ!!』
「迎えが来てないぞ…」
『殺すぞ、クソが!!来てるだろうが!!』
「……ぇえ…?」
気だるげに辺りを見回すと、タツノオトシゴがオロオロしていた。
「こんな小さいの、気づくか?!」
『つべこべ言わずにとっとと来やがれ!!もうみんな集まってんだよ!!』
「わ、わかったわかった。もう少し待っててくれ」
急いで装飾品を身につけ、まだ眠りにつく○○に服を着せる。この間1分もかからず。