第27章 価値観
「あっ、…ぃ、やっ、アルコ…さ、ん…、っ!」
「んん、ぅん…、だ、ぃじょうぶ…、だよ…」
途切れ途切れの言葉を交わしながら艶っぽい声をあげている少女と女。
口一はアルコを後ろから貫きながら、二人を同時に犯していると錯覚する。
後背位ということもあってか、その背徳感が、挿し込んだ陰茎にさらなる熱を送った。
それを感じとったかのように、アルコの膣壁も呼応し、口一を締め上げる。
「…ッ!……っく、ぅ…アルコ、」
「んんっ、…口一、…もっ…と、ぃっぱい…、んあぁっ…!」
バチュッ、バチュッと濡れた肉を叩く激しい音があがり、溢れる蜜を撒き散らす。
『好き』
伝え合うことは なく
言葉で確かめ合うことはないが
確実に求め合っている二人の心と身体
その激しい欲情は、アルコがユナに飲まされた薬の効果によるものか。それとも、無垢な少女の面前で道徳に反する行いをしているという事実によるものか。
幾度となく身体を重ねてきた二人の、今までで一番 熱くて激しいピストンだった。
初(うぶ)な少女には いささか刺激が強すぎるだろう。しかし 少女の目がよく見えないのをいいことに、二人は少女の目の前で熱と快楽をあられもなく貪り続ける。一度それが始まってしまっては、そもそも二人は止める術(すべ)を持っていなかった。
お互いの“呪縛”によって抑圧された気持ちを解放する方法が、セックスしかないのだから。