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俺様主君といたずらな恋

第7章 動き始めた時間


丸山side

「はぁぁぁ………」


俺の隣から

魂半分はみ出しそうなほどの

でっかいため息が

何十回と聞こえてくる…笑



やっとひなこちゃんと言う

信頼出来る彼女が出来て

幸せ全開のはずの大倉が

こんなにもどんよりオーラをまとい

わかりやすく凹んでる理由は…


「あー、もう、イヤや…涙

付き合うって何?

触りたいけど
触り方が分からへん…汗

なんかもう絶望的や…」



と…

本人の悲痛な嘆きから分かるように

長らく恋愛から

遠く海の彼方まで離れすぎたせいで

真面目な恋愛の仕方が分からなくなった

ご様子で…


ひなこちゃんと

仲良くイチャイチャしたいのに

それもままならず


もんもんとされているご様子笑


そんなん

彼女もおらず独り身街道爆進中の

俺からしたら

“ぷふふふふ…笑“

と笑いとばしてやりたいとこやけど



本日うん十8回目のため息が

また隣から聞こえてきて



仕方なく


「俺が助けてあげよか?」



そう問いかけてみると



「ありがとう…丸涙

でもどうやって…?」


と不思議そうに

首をかしげる大倉に




「そこは丸ちゃんにまかせとき笑!!」


そう言って

にんまりと微笑んでやった笑
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