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【名探偵コナン】misty【降谷零/沖矢昴】

第2章 錯綜と交錯


――零


ニ年前に忽然と消えた彼女が目の前に現れた。


自分の事など微塵も覚えていないようだった。


不意に呼ばれた名前も彼女にとっては知らない誰かの名前。


愛していた"彼女"は彼女ではないと彼女が言った。


忘れたままでいさせて欲しかった。


俺が壊れそうだ。

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